| | 私は来年、四十二の厄年を迎えるのですが、厄払いは、どのようにしたらいいのでしょうか。 | | | 厄年、特に大厄を迎えた年には、厄払い(厄落し)をする風習があります。正月に町内や地区の会で対象の方が集まって厄払いの行事をするところもあります。
厄払いは、神社でお祓いをし、その後、宴席を開きます。親族や親しい人を招き、その方々に厄を持っていってもらうという考え方です。なお、厄払いの宴席に出席した際、「厄を分けて持って帰る」とありますが、持って帰る人には厄【わざわい】はふりかからないとされています。ご心配はいりません。全国各地には厄除けで有名な神社仏閣が数多くありますが、遠方まで出かけなくても、地元の神社でかまいません。
宴席の際、厄払いの引出物を配るのが一般的です。厄を配る、分ける、切るなどにちなんで、漆器・食器・刃物・金物などが使われます。 | |
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